2010年6月アーカイブ

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論説記事「artscapeレビュー 2010年6月15日号
artscape』、大日本印刷株式会社

下記の項目を取り上げています。
・『conditions』
・竹中工務店+MVRDV《GYRE》
・ティンバライズ建築展
・集合住宅物語
・『建築雑誌2010年4月号 特集〈郊外〉でくくるな』
・彦坂尚嘉+五十嵐太郎+新堀学『空想 皇居美術館』

「交通」から「都市」と「建築」を考える

場所:建築会館会議室(東京都港区)
日時:2010年6月7日
主催:建築文化事業委員会
講師:羽藤英二(東京大学都市工学科准教授、交通工学)
その他の出演者:阿部大輔、武田重昭、松田達

下記、詳細になります。

*

「カルチべートトーク」(第5回)

テーマ:ネットワーク行動学から都市デザインへ/建築、土木、都市、交通、景観を横断する可能性
主 催:建築文化事業委員会
主 旨:
時流とは関係なく本当に聞きたいこと、必要とされる知識、いま聞いておかなければ聞けなくなってしまいそうな話などを、少人数でもよいからそんな文化を共有・継承したい、という主旨で始まった日本建築学会建築文化事業委員会の委員が運営するトークシリーズの5回目です。
交通工学という分野から出発した羽藤英二は、現在、東京大学にて教鞭をとり、ネットワーク行動学、都市生活学などを専門とする。同時に、磯崎新、内藤廣らとともにマカオ-珠海の都市コンペに参加し、徳山駅周辺デザイン会議の委員を、篠原修(景観デザイン)、内藤廣(建築設計)とともにつとめる(2008-)など、実践的な活動も行っている、注目の若手研究者である。羽藤の主な関心は、個人の交通行動の観測と数理モデル化から、空間設計、モビリティ・デザイン、都市マーケティングを行うことであり、回遊行動心理の分析を都市空間設計に活かす、プローブパーソン調査によって生まれた都市生活データベースを都市マーケティングに利用する、パターンランゲージを用いた街道の時空間構造分析からツーリズム設計を行う、未来都市東京2050など都市戦略を提示するなど、その活動は多彩である。つまり、建築、土木、都市、交通、景観という様々な分野を横断しているといえる。
「交通」という新たな視点から、新しい「都市」と「建築」への視点を提示して頂くことで、集まった都市計画と建築分野の専門家や学生が、領域を超えて討議し、これまでになかった知の交流を生み出すきっけかをつくる刺激的な場としたい。(担当:建築文化事業委員会委員:松田達)

講  師:羽藤英二(東京大学/交通工学)
期  日:2010年6月7日(月)
時  間:18:00~20:00
場  所:建築会館会議室(東京都港区芝5-26-20)
定  員:30名(申込先着順)
参 加 費:1000円
申込方法:E-mailで「①氏名、②所属、③連絡先電話番号、④第5回カルチベートトーク参加希望」と明記のうえ、お申込みください。
問合せ先:日本建築学会事務局 出版・普及事業グループ 鎌田
     TEL 03-3456-2056 E-mail kamata@aij.or.jp
URL  :http://news-sv.aij.or.jp/jnetwork/scripts/view30.asp?sc_id=2552

詳  細:18:00-18:15 趣旨説明
     18:15-19:15 羽藤英二先生レクチャー
     19:15-20:00 共同討議「都市計画と建築の距離をめぐって」
           (羽藤英二+阿部大輔+武田重昭+松田達)
     20:30-    懇親会予定

羽藤英二(はとう・えいじ)
専門は土木計画・都市計画。MIT 客員研究員,UC サンタバーバラ客員教授を経て現職。愛媛大学客員准教授,ネパール工科大学客員教授を兼任。世界交通学会賞などを受賞。代表的な取り組みにプローブパーソン技術の実装や四国風景づくりの会がある。磯崎新、内藤廣らとマカオ-珠海の都市コンペに参加、未来都市東京2050として都市戦略を提示するなど、建築、都市分野における多彩な実践活動も行う、注目の若手研究者。

1992-1998 日産自動車株式会社,総合研究所社員
1998-2006 愛媛大学,助手/助教授
1999 MIT, Visiting Scientist
2000(-2003) University of Leeds, Visiting Research Fellow(兼任)
2005 University of California サンタバーバラ校, Visiting Professor
2006(-2007) Nepal工科大, Visiting Professor(兼任)
2006- 東京大学,准教授

阿部大輔(都市計画家/東京大学都市持続再生研究センター)
1975年米国ハワイ州生まれ。早稲田大学理工学部土木工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了、同博士課程修了。 2003~2006 年カタルーニャ工科大学バルセロナ建築高等研究院(ETSAB)博士課程に留学(この間、スペイン政府給費奨学生)。博士論文提出資格(DEA)取得。博士(工学)。専攻は都市計画・都市デザイン。政策研究大学院大学研究助手を経て2009年より東京大学都市持続再生研究センター特任助教。博士論文「スペインの歴史的市街地における保全再生戦略」により、2006年度日本都市計画学会論文奨励賞ならびに日本不動産学会湯浅賞(研究奨励賞)を受賞。

武田重昭(ランドスケープ・プランナー/兵庫県立人と自然の博物館)
1975 年神戸市生まれ。2000年大阪府立大学大学院修了。2001年よりUR都市機構にて都市再生における環境・景観施策のコーディネートや団地再生における屋外空間の計画・設計に携わる。2009年より現職。屋外空間のマネジメントやコミュニティデザインについて研究を行う。共著に「シビックプライド−都市のコミュニケーションをデザインする」(宣伝会議,2008)ほか。NPO法人パブリックスタイル研究所理事。兵庫県立大学政策科学研究所研究員。

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