公共施設
プロジェクト名: 森の学校「フォレスト・イン・フォレスト」
計画年: 2001年6月
計画地: 新潟県松之山町
協力: 東京大学生産技術研究所藤井・曲渕研究室

森の学校。各部屋は、モザイクのように平板な建物の中に配置され、各部屋は廊下なく繋がっている。積雪によって、夏と冬では異なる入口が生み出される。通常、一つのエントランスを中心にプログラムが構成されるのに対して、夏は1層目と3層目、冬は2層目と4層目が入口となることによって、複数の中心性が建物にもたらされ、各諸室の関係はより自由に組み変わり、ヒエラルキーのない空間の組み合わせが生まれる。森の空間構造を垂直的に展開した「垂直の森」である。

計画年: 2001年6月
計画地: 新潟県松之山町
協力: 東京大学生産技術研究所藤井・曲渕研究室
森の学校。各部屋は、モザイクのように平板な建物の中に配置され、各部屋は廊下なく繋がっている。積雪によって、夏と冬では異なる入口が生み出される。通常、一つのエントランスを中心にプログラムが構成されるのに対して、夏は1層目と3層目、冬は2層目と4層目が入口となることによって、複数の中心性が建物にもたらされ、各諸室の関係はより自由に組み変わり、ヒエラルキーのない空間の組み合わせが生まれる。森の空間構造を垂直的に展開した「垂直の森」である。
部屋のそれぞれの使い方は明確に決まっていない。あらかじめ機能を持った部屋を配置するのではなく、部屋の配置が隣接関係によってその機能を生み出されるというように、空間と機能の関係は通常の建物とは逆転している。機能を持った空間が先にあるのではなく、空間の配列が機能を生み出す。建物は立体的な森のように、それぞれの空間がダイナミックな関係性を取りはじめる。
プロジェクト名: 佐世保近海航路フェリーターミナル公開コンペ
計画年: 2001年
計画地: 長崎県、佐世保
共同設計: 藤井明、槻橋修、Jin Tairaら

港に漂う船は、固定されながらも波に揺られて動き続ける。このフェリーターミナルも、建築として固定されながら様々な力が織りなす波のうえに漂う「舫(もや)い」の状態が目指された。ハード・マシンとしての機能空間に、ソフト・マシンとしての大屋根がつながれ、舫う。鈍く輝く銀色の大屋根の形状は、ランドスケープ、人、建築という三つの要素が生み出す重力のつりあいから半他律的に導き出されており、ゆるやかなカーブを描きながら、多様なプログラム全体を包む。自律的な力と他律的な力の狭間にある建築。

計画年: 2001年
計画地: 長崎県、佐世保
共同設計: 藤井明、槻橋修、Jin Tairaら
港に漂う船は、固定されながらも波に揺られて動き続ける。このフェリーターミナルも、建築として固定されながら様々な力が織りなす波のうえに漂う「舫(もや)い」の状態が目指された。ハード・マシンとしての機能空間に、ソフト・マシンとしての大屋根がつながれ、舫う。鈍く輝く銀色の大屋根の形状は、ランドスケープ、人、建築という三つの要素が生み出す重力のつりあいから半他律的に導き出されており、ゆるやかなカーブを描きながら、多様なプログラム全体を包む。自律的な力と他律的な力の狭間にある建築。